研修では、どれくらいの数字をあげて、どれくらいの収入が欲しいですか？という質問をすることがあります。
すると、多くの保険営業さんが「出来るだけ数字をあげて、出来るだけ多くの収入を得たい」と、答えます。
誰もが当たり前に思うことです（笑）
しかし、この様なぼんやりした目標では、売れる様にはなりません。
そもそもゴールがないので、いくらでも手を抜けるからです。
出来るだけ～なんて目標は、裏を返せば、成果は少なくても良いわけです。
数字、収入が少なかろうが、それは自分なりの出来るだけ～なのですからね。
目標とするべき数字、収入は、必ず明確化しなければなりません。
今月の目標数字をしっかり決めることで、その数字を目指して計画し、行動出来る様になります。
さらに、得たい収入もはっきりと決めておきましょう。
今年中に月収○○円を達成する！という明確な目標があれば、そのためにはどれだけの数字をあげなければならないかを、逆算出来ます。
そして、その数字をあげるためには、どの様な活動を、どれだけしなければならないかが、見えて来ます。
仮に今のままの活動を、月曜から金曜まで、朝８時から夜７時まで行った場合は、どれだけの数字をあげられるでしょうか？
この段階で、とても目標までとどかないという状況ならば、そもそも活動自体を改善しなければ、達成出来ることなどありません。
幸運が重なって、たまたまその月は達成出来たとしても、絶対に後が続きませんから、数字はボロボロです。
そのままいくら続けたところで、労力に見合う成果は出ませんから、方法なり活動時間なりを、必ず改善しなければならないのです。
いかがでしょうか？
目標は明確になっていますか？
毎月、どれだけの数字をあげますか？
毎月、どれだけの収入を得ますか？
そのためには、どの様な活動を、どれだけ行いますか？
目標、希望する収入を得るには、このままの活動で大丈夫ですか？それとも変えなければならないですか？
これらを真剣に考えてください。
ぼんやりした目標では、絶対に伸びませんから、欲しい収入から、数字も方法も活動量も、全て逆算して考えてくださいね。
ちなみに売れない保険営業さんが「出来るだけ～」なんて目標にするのはいけませんが、既に目標を達成出来ている方は、こんな挑戦をどんどんしてくださいね（笑）