今日は、お客さんにアンケートを書いていただく際に大切なポイントについて、お話しさせていただきます。
以前にもお話しさせていただきましたが、アンケートについては、未だ多くの方にご質問いただいておりますので、再度確認して見てください。
保険営業では、お客さんにアンケートを書いていただき、アプローチの切っ掛けとしている方も多いでしょう。
会社によっては、このアンケートが活動の大部分、何てこともありますからね。
しかし、このアンケートも、なかなかお客さんに記入していただけないことも多いものです。
「アンケートをお願いします」何て言っても、断られることも多いですよね。
お客さんがアンケート記入を避ける理由で最も大きいものが、
「しつこく売り込まれるという思いがあるから」
です。
アンケートなんか書いてしまったら、次の日から電話の嵐という思いがあるのです。
実際にそんなことをする営業も沢山おりますから、困ったものです・・・。
この様なお客さんの不安を、最初に消しておくことが大切です。
では、どの様に消すか。
最初に話してしまえば良いのです。
「決してアンケートをご記入いただいたからと言って、しつこくご連絡したり、強引にお勧めするようなことはございませんので、ご安心ください」
この様なことですね。
もちろん、これをお話したのならば、しつこく売り込みの連絡などしてはいけません。
売り込むのではなく、「ご案内」「情報提供」をしてください。
ハガキや手紙などで、保険に関心を持つ、必要性を感じるような情報を提供し、お客さんを育てて行きます。
そしてもう一つ、アンケートを記入していただく際のポイントがあります。
お客さんに「面倒だ」と思わせないことです。
ちょっとお客さんの立場になって考えて見てください。
例えば、アンケートをお願いしますと言われ、「今、保険でお困りのことをご記入ください」と書かれていて、下に大きな記入スペースがあったらどうでしょうか?
何だか考えるのも、記入するのも面倒だと思いませんか?
そうなると、例え記入していただけたとしても、「特にない」という様な答えになってしまうのです。
本当は困っていることがあるのに、書くのが面倒なだけで、特にないと答えてしまいます。
しかし、この様なアンケートならばいかがでしょうか?
「この様なことでお困りではありませんか?お困り項目がございましたら、チェックをお願いします」
1、保険料が高くて困っている
2、今加入している保険の内容が分からない
3、昔加入した保険がそのまま入りっ放しになっている
これならば、記入がずっと簡単だと思いませんか?
お客さんが困っているであろうことを、こちらで挙げてしまうのです。
自分で考える必要がなく、困っている部分が明確なので、どんどん答えてくれるようになります。
お客さんにアンケートをお願いする際のポイントは、
・ しつこい売り込み、強引な売り込みはしないことをお伝えする
・ 面倒だと思わせない
ということです。
ここを改善するだけでも、記入率もアンケートの質も、グッと上がりますよ。
この様な実戦型のノウハウは、こちらで沢山ご紹介しておりますので、よろしければ参考になさって下さい。