成約率を上げる面談のポイント

今回は、面談などでのお客さんへのプランや、商品説明の際の大切なポイントについて、お話しさせていただきます。

お客さんの保険への必要性も高まり、いよいよ商品やプランの説明をする。

まずここで覚えておいていただきたいのは、多くのお客さんは、パンフレットを見た瞬間に、「うわ・・・難しそう・・・」と、思うということです。

我々からすれば、パンフレットは分かりやすく作られていると思うものでも、お客さんからすれば、沢山の文字に圧倒されてしまうのです。

見慣れない言葉、専門的な用語を目にすると、少なからず抵抗が出るのです。

難しそうだと思ってしまうと、話を聞いてもよく分からないだろうという思いが出てしまい、集中して話を聞けなくなってしまうんですね。

これを改善するためには、話を始める前に、「ご不明な点や気になることがございましたら、いつでもご質問下さい」ということを、お伝えします。

「難しいところや聞き慣れない言葉もあるかと思いますので、お気軽にご質問くださいね」

これをお伝えしておくだけで、お客さんに安心感が出るのです。

ちゃんと質問しながら聞けば良いのか、という思いがあるだけで、集中して話を聞ける様になります。

そしてもう一つの大切なポイントが、所々で営業側が「ここまでで分からないところはないですか?」という確認を入れることです。

お客さんの中には、「ちょっと待って下さい、ここが分からないんですけど」と、話を止めて質問することを、躊躇してしまう方がおります。

何だか途中で話を止めたら申し訳ない、と思ってしまうんですね。

ふんふんと分かって聞いて下さっている様で、実は理解出来ていないということになります。

これに気づかず、そのまま進めてしまうと、お客さんの中で分からないことや気になることが増えて行きます。

それが増えるほど、「分からないし、考えるのが面倒だからもういいや」と思ってしまうんですね。

これを防ぐために、所々で確認を入れるのです。

「ここまでで分からない点などございませんか?」という質問をすることで、お客さんは質問しやすくなるのです。

最終的に、お客さんの疑問や不安が無くなり、納得していただければ、ご契約に踏み切ってくれるようになります。

成約率を上げるポイントは、お客さんの疑問や不安をなくすことです。

しっかり確認を入れながら、お客さんの疑問、不安、引っ掛かりを消して行きましょう。

この様な面談の基本から応用まで、私のマニュアルでも章を設けてお教えしておりますので、よろしければご活用ください。