今回は、売れる保険営業さんと、売れない保険営業さんで、全く違うものについて、お話しさせていただきます。
売れる保険営業さんと売れない保険営業さんの違いは、当然沢山あります。
もちろん、スキル、ノウハウ、テクニックというものも、大きな違いではあるでしょう。
しかし、そんな難しい話の前に、そもそも大きな違いがあるんですね。
それは、「目線」です。
売れる保険営業さんは、常に何をするにも、お客さんの目線で考えて行動します。
これはお客さんがどう思うだろうか?嫌がらないだろうか?喜んでくれるだろうか?
自分がこれをされたらどう思うだろうか?嬉しいかな?好感を持つのではないだろうか?信頼感が上がるのではないかな?
今の自分に任せているお客さんは、どう思ってるだろうか?何を望んでいるかな?何をすれば、より満足感が上がるかな?
この様なことを、常に考えているのです。
自分がお客さんの立場ならば、こんな営業に任せたい、という理想の営業像を持っているんですね。
ですから、とにかくお客さんに喜ばれること、満足していただけることを考えて、そして、そのための活動が出来るのです。
しかし、売れない保険営業さんは、お客さん目線ではなく、自分目線になっているんですね。
例えば、飛び込みする際にも、「よし!このパンフレットをお客さんに読んでもらって、興味を持ってもらおう!」
そんな思いで、いきなり「良い商品があるんですよ!こちらなんですが~」なんて、パンフを広げてグイグイ話を進めようとする。
「どうやったら読んでも良いという気持ちになるだろう?ということは考えずに、「読んでもらおう!」ということだけが頭にあるのです。
紹介をいただくのもそうです。
「よし!紹介してもらえるようにお願いして来よう!」なんて考えますが、「どの様な営業ならば、紹介しようと思うかな?」
ということは、考えないんですね。
ですから、行動自体が売り込みや強引なものになり、的外れ、それどころかマイナスになってしまうのです。
この目線の違いは、行動にも結果にも、大きな大きな違いとなって表れます。
この様なお話をすると、「なんだ、そんな当たり前のことを今さら」なんて仰る方がおります。
しかし、そんな方ほど、実はその当たり前のことすら出来ずに、売れない営業になっているんですね。
当たり前のことを当たり前だと流さずに、しっかり振り返り、確認し、改善出来る方は、ちゃんと結果を出せますよ。
ちなみにもう一つ、売れる保険営業さんと売れない営業さんでは、大きく違うことがあります。
「目標の高さ」です。
売れない保険営業さんは、例えば月収50万もあれば満足、なんて思い、それが達成出来ると、そこから収入も横ばいになります。
そこまでの行動で、足を止めるからです。
しかし、売れる営業さんは、どんどん上を目指そうとしますから、足も止めませんし、常に前に進もうとします。
今よりもスキルアップしようとし、数字もあげようとします。
この意識の差も、結果的に数字、収入の大きな違いになりますよ。