今日は、飛び込み営業で、お客さんの強い断り、拒絶が怖い、苦手だという方に、ご覧いただきたいことです。
新人さんは特にですが、飛び込みで見込み客を探してくるということが多いかと思います。
ほとんどの方は、飛び込みが嫌いだと思いますが、黙っていても見込み客は増えませんから、行動するしかないという状況かもしれません。
ある程度のお客さんを抱えるまでは、我慢です。
また、飛び込みで一番大切になるのは、モチベーションをいかに高く保つかです。
モチベーションが低く、ダラダラと飛び込みしても、成果は上がりません。
短時間でも、しっかり気持ちを入れて、集中して行う必要があります。
そして、継続することが重要です。
モチベーションが下がってしまう原因として、お客さんの拒絶が続くということがあります。
新人さんは特に、これで悩んでいることが多いですね。
ただ、拒絶が続くのは、正直なところ、慣れるしかありません。
最初の飛び込みで拒絶されるのは、当たり前だと割り切ってください。
誰がやっても、最初の訪問では、すんなり受け入れられるよりも、拒絶が多くなります。
しかし、これは本心の拒絶ではなく、警戒心からの拒絶が多いんですね。
ですから、何度も足を運んで、顔を覚えていただき、警戒心を解いていくわけです。
あなたを嫌いで拒絶しているのではないのですから、落ち込むことはありません。
ただし、中には本当に心底拒絶する方もおります。
何か嫌なことでも過去にあったのか、どのような考えがあるのかは分かりませんが。
例えば保険ならば、
「保険は必要ない!一切入る気はないからもう来ないでくれ!」
という方もおります。
お客さんの持論があって、保険は必要ないという強い考えがあるパターンですね。
この様なお客さんに会うと、一気に落ち込み、モチベーションが下がり、飛び込みが嫌になってしまうことが多くなるのです。
そして、この様な方を、一生懸命に説得し、必要性を説いて、加入していただこうと頑張ってしまう方がおりますが、そんな大変なこと、しなくても良いのです(笑)
新人さんは、様々な営業の書籍などを読んで勉強して、「諦めてはいけない」という思いがあるのだと思います。
そんなことが書かれている書籍は、結構ありますからね。
「営業は断られてからが勝負!」なんてこともよく言われますよね。
上司にも、同じようなことを言われているのかも知れません。
でも、馬鹿正直にこんなことをする必要はありません。
大変なお客さん、難しいお客さんに時間をかけるよりも、話を進めやすいお客さんを何人も見つける方が、余程効率的です。
漫画やドラマでありがちな、大変なお客さんを攻略し、最後には成功するというような感動パターンを狙う必要はないのです(笑)
ですから、足を使って、軒数をまわり、話を進めやすいお客さんを見つけることが大切になってきます。
強い断りを受けたからといって、いちいち落ち込む必要はありません。
今後、もう会うことも無いですから、さっさと切り上げて、次のお宅に向かいましょう。
もちろん、断られたからといって、邪険にしてはいけません。
きちんと礼節を守ってくださいね。
そして、これを勘違いしてはいけないのですが、断られたからといって、全て諦めていたら、見込み客なんて見つかりません。
難しい、大変なお客さんを飛ばすということです。
初対面で、警戒心から断られるのは当たり前ですから、勘違いしてはいけません。
飛び込みは断りが続くと、どんどん落ち込んでしまいやすいですが、手応えと結果が伴えば、大変でもやり甲斐が出て来ます。
中には飛び込みが好きだという方もおりますからね(笑)
また、飛び込みは下手な鉄砲ではなかなか当たりません。
もちろんタイミング次第で、偶然当たることもあるのですが、それだと数字は安定しません。
ですから、精度を上げることを意識しましょう。