昨日の新人さんの研修で、ちょっと気になったことがありましたので、お話しさせていただきます。
研修の後、帰り際に皆さんと挨拶をするのですが、相手に背を向けながらペコッと頭を下げ、挨拶しながら帰る方がおりました。
これ、友人や同僚にならば良いかもしれません。
もちろん私にでも構いません(笑)
ただ、もしかしたらお客さんの前でも同じことをしているのかと思うと、ちょっとまずいと思ったのです。
例えばお客さんとの面談を終え、玄関先でご挨拶する際。
この様なことをしていては、お客さんに良い印象は与えません。
しっかりお客さんの方を向き、腰から曲がり頭を下げる。
お客さんが見送ってくれているのならば、敷地から出る前にもう一度振り返り、お客さんの方を向き、深々とお辞儀して帰る。
そうすれば、悪い印象どころか、お客さんに、礼節のあるしっかりした営業という印象を与えられます。
こういった普通のことが出来ていないと、やはり印象が悪くなってしまいます。
実はこれ、いつもお話している「お客さんの立場に立って考える」ということでも、なかなか改善出来ないこともあります。
自分はそれが普通だと思っているので、自分がされても不快ではないんですね。
その様な場合は、一つ上の礼儀作法を想像してみてください。
例えば、高級ホテルのホテルマン。
一流のサービスを提供してくれる方ならば、どの様な振る舞いをするでしょうか?
要は、あなたが「流石だね!」と思える営業をイメージするのです。
「並」ではいけません。
お客さんに悪い印象を与えないのはもちろん、良い印象を与えられる言動が必要です。
売れる営業は、この「良い印象」を与えるための、「見せる気遣い」が出来ています。
これが営業では、非常に重要です。
もちろんマナー本などで、マナーの基本は身につけてくださいね。