今日は、これから保険営業という仕事をされる方にも、今現在、売れずに悩んでいるという方にも、しっかり頭に置いていただきたい、大切なことについて、お話しさせていただきます。
保険営業で成功出来るかどうか、成功するための難易度は、実は最初でほぼ決まります。
スタートでつまづくと、難易度がもの凄く上がってしまうんですね。
例えば、これをイメージすると、分かりやすいです。
マッサージのお店を開業したとします。
最初は資金もないし、広告も打てない。
だから、マンションの一室を使って、自宅サロンとして始めよう。
広告は打たず、口コミでお客さんを集めよう。
この様なことを考える方は、多いです。
しかしこれ、大概失敗します。
初心者が自宅サロンなんて、ハードルが高すぎるんですね。
ですから、まずはしっかり店舗を構えなければならないのです。
資金に余裕がないのならば、自宅サロンを始めるのではなく、他でしっかり資金を作ってから、開業するべきです。
その見通しが立たないうちに、自宅サロンなんて開業してしまうと、結局お客さんが集まらず、辞めて行くことになり、その資金と時間が無駄になります。
最初からしっかり計画を立て、お客さんを集めるノウハウを身につけ、店舗を構えてスタートする。
その方が、ずっと成功率は高くなります。
もちろん、自宅サロンで上手く行っている方もおられますが、それは極々一部の方です。
そして、何の知識、ノウハウもなく、計画もなく、店舗を借りたり、スタッフを雇っての無謀なスタートも、当たり前ですが、失敗します。
3か月の運営資金だけで、恐らくパンクします。
ですから、まずは正しい運営方法、ノウハウを身につけて、スタートすることが、大切なんですね。
ノウハウがしっかりしていて、軌道に乗せることが出来れば、後は上手く行きます。
保険の営業も同じです。
何の知識もノウハウもなく、いきなりスタートしても、まず上手くは行きません。
それで結果を出すには、まわりの数倍動き、努力しなければなりません。
これは、スタートから1年目までの離職率の高さを見ても、お分かりいただけるでしょう。
スタート時点で正しい方法で、正しく活動出来ないと、保険営業での成功は、もの凄く難しくなります。
逆に言えば、スタート時点から正しい方法で、正しい活動が出来ていれば、食べるに困るような数字と収入にはなりません。
保険営業での成功するカギは、スタートから最初の1年間です。
最初の1年間は、ベースマーケットもある程度ありますから、数字もあげられます。
しかし、その1年が終われば、自力でお客さんを見つけ、増やすしかありませんからね。
ベースがある最初の1年は、猶予期間です。
この間に、どれだけ白地開拓し、お客さんを育て、紹介獲得の種をまけるか。
それが勝負になります。
また、仮にスタートでつまづいたとしても、手遅れという訳ではありません。
しっかり正しい方法に変えて、活動することで、改善は出来ます。
しかし、どうせならば、最初から正しい方法で活動する方が、軌道に乗るのも早いですし、無駄がありません。
ですから、正しい営業方法の習得は、早ければ早いほど、良いんですね。
この様なスタートを切れると、成功する姿が明確にイメージ出来る様になりますよ。
最初から正しい方法でやれば良かった!という悔しい思いは、しないでくださいね。