今日は、保険営業で重要な基本について、お話しさせていただきます。
この基本を間違えると、絶対に上手く行きませんから、要注意です。
「保険営業は嫌われる仕事」
この様なことを言われる方がおります。
残念ながら、この様に思っている方は、大勢おられると思います。
なぜ、この様に思うのか。
多くの方が、保険屋にしつこくされたり、売り込まれたり、嫌なことをされた経験があるからです。
これも、残念ながら事実です。
特に一昔前の保険屋、俗に言う保険屋のおばちゃんたちの活動は、本当にひどいものでした。
もちろん全ての方がそうではありません。
しかし、保険会社が、知識もない方をどんどん採用し、教育もしないまま、ただ契約をあげてこい!と送り出す。
そして、無理に友人、知人に売り込みます。
さらに、相手のことを考えず、自分勝手に飛び込み、テレアポなどを繰り返す。
無理に売り込み、狩猟型の飛び込みを繰り返し、どんどんイメージを悪くしていきました。
今ほど飛び込みやテレアポの規制が厳しくなかったのも、原因の一つでしょう。
保険屋が嫌われるというのは、この結果です。
保険会社にも、大きな原因があったのです(残念ながら現在もそうですが・・・)
大勢の保険屋が、嫌がられる行動をし、自分の首を絞めたようなものです。
しかも、それが脈々と下の世代に受け継がれるというのが、とても厄介なのです。
現在も、この売り込み活動をしている方は多いでしょう。
この様な売り込み、いくら頑張っても先はありません。
要らないという方に、いくらお勧めしても、要らないものは要らないのです。
嫌がられるだけなんですね。
ですから、契約もしてくれないですし、当然、誰かに紹介などしようとは思いません。
そんな保険屋を紹介したら、自分の評判を落とすだけですからね。
紹介しようと思うわけがないのです。
保険営業の基本は、お客さんの「欲しい」「必要だ」という思いを育てることです。
そして、自分自身を覚えていただくことです。
売り込みは逆効果だということを、しっかり頭に置いて下さい。
この様なお話をすると、「そんなのは当たり前のこと」と、聞き流す方が多いでしょう。
しかし、実際に行動を振り返ると、売り込みになっているんですね。
当たり前だということが、しっかり理解出来ておらず、行うべき行動も分かっていないんですね。
これ、厳しい言い方ですが、いつまで経っても売れません。
なかなか今回お客さんが増えない、数字があがらないという方は、この様なお話を当たり前だと聞き流す前に、ご自身の活動を真剣に振り返って見てください。