今日は、職域営業での活動の基本について、お話しさせていただきます。
まず、職域営業で行ってはいけないことを、覚えてください。
・ しつこくしない
・ 売り込まない
・ 元気、笑顔のない態度と表情
です。
これは職域営業に限らないことですが、職域では特にこれらに注意が必要です。
基本的に、職域営業では長い時間お客さんにお話しできません。
お昼休みなどでも、次の仕事をするために忙しくしている方もおりますし、お昼ご飯を食べている場合ならば、長く話されれば鬱陶しいと思われます。
長々話される、しつこくされるということは、お客さんからすれば嫌なことなのです。
一度嫌な思いをしてしまうと、もう会いたくない、話したくないと思うのは当然です。
ですから、「今忙しいので~」という断りが毎回入ってしまいます。
職域営業の基本は、「短時間でのアプローチ」です。
その際に、意識していただきたいことがあります。
それは、
「あなたを覚えていただくこと」
です。
飛び込みと同じですね。
嫌がられる営業さんがやってしまうのは、売り込みです。
お昼休みなどにやって来て、しつこく売り込みなどされたらどうでしょうか?
嫌な気分どころか、怒りすら覚えるかも知れませんね(笑)
ですから、短時間で、売り込まず、あなたを覚えていただくのです。
その為には、資材を準備して下さい。
あなたの自己紹介書と、ちょっとした情報提供のチラシなどです。
自己紹介書には、あなたの出来ること、例えば、「保険の疑問を解決いたします!」などを入れたものが良いですね。
そして、お渡しする際に、
「お力になれることがありましたら、いつでもお声がけ下さい」
これを、笑顔で話してください。
これだけです。
相手の名前が分かる場合は、最初に名前を入れてくださいね。
これならば、お昼ご飯を食べている場合でも、仕事が終わり、変える準備をしている時でも、嫌がられることも少なくなります。
渡すだけですからね。
これを繰り返すうちに、あなたのことを覚えてくれます。
接触回数を多くすることで、あなたに親近感を持ってくれるようになります。
「〇〇さん、いつもご苦労様」
なんて言っていただけるようになりますよ。
あなたのことを覚えてくれて、親近感を持っていただければ、お客さんが必要と思った際には、連絡をくれたり、相談して下さるようになります。
これが職域営業での基本になります。
契約していただこうと売り込んでも、嫌がられるだけで良いことはありませんから、ご注意くださいね。