今日は、日頃の営業活動で注意しなければならない、大切なことについて、お話しさせていただきます。
これは、本当に常に頭に置いていないと、自分で折角のチャンスを潰してしまいますから、要注意です。
例えば、この様な場面を想像して下さい。
お客さんとの面談になり、商品の提案なども出来た。
良い感じで話も進んだ様に思えたが、残念ながら契約には至らなかった。
この後の行動で、チャンスをものに出来る営業さんと、逃す営業さんに大きな違いが出ます。
チャンスを逃す営業さんは、ここで、ただ残念と思い、次に繋げることを止めてしまいます。
成約にならなかったからと、見込み客から外してしまうのです。
面談まで進めたということは、お客さんも興味、関心があったからです。
しかし、何らかの理由で、契約はしなかった。
この問題を取り除けば、まだまだご契約いただける可能性があるのです。
しかし、ここで追うことを止めたら、繋がりが切れてしまいます。
チャンスをものに出来る営業さんは、絶対にここで繋がりを切りません。
その問題が何なのかを考え、取り除こうとする頭があるのです。
さらに、次回もお会い出来るよう、自分のことを忘れられないよう、しっかり仕掛けが出来ています。
例えば、面談後のお礼のハガキもそうです。
契約にならなかったからと、そのまま放置しては、お客さんはあなたのことを忘れてしまいます。
何の好感も持ちませんし、印象に残りません。
しかし、次の日にあなたからのお礼のハガキが届いたらどうでしょう?
お客さんからすれば、あなたに好感を持ちますし、誠実さも感じます。
グッと印象に残りますよね。
ですから、今回は契約はしなかったが、契約するタイミングになった際には、あなたのことを思い出し、連絡をくれるわけです。
売れない営業さんは、「今」しか見ていません。
売れる営業さんは「先」も見ているのです。
お客さんは、今は必要なくても、「いつ」必要だ、契約しようと思うか分からないものですからね。
これは、とても大きな差になります。
今しか見ずに、自分で折角のチャンスを潰さないでください。