売れずに悩む方を集めての研修で、いつも不思議に思うことがあります。
「その活動よりも、まずはこれをやりましょうね」「その方法よりも、こちらの方が良いですよ」「そのままでは成果が出ないので、こうしましょう」「このままでは売れませんので、こうしてくださいね」
この様なお話をしても、いつまで経っても改善しようとしない方がおります。
これまでやって来ても、成果の出なかった方法で、いつまでもやろうとします。
そして、結局売れずに辞めて行く。
成果が出ないことが分かってるのに、成果が出ませんよとお話ししているのに、そのまま成果の出ない方法で頑張る意味はあるのでしょうか?
本当に不思議です・・・。
釣りを例にすれば、「そこには魚はいませんよ~」と地元の漁師さんが言っているのに、いつまでもそこで竿を出しているのと同じです。
「その仕掛けとエサでは釣れませんよ~、こうした方が良いですよ~」とプロが教えているのに、いつまでも見当違いな仕掛けとエサで釣っているのと同じです。
プロが教えてくれた場所で、プロと同じ仕掛けとエサを使えば、釣れるのにです・・・。
これ、単純に場所の移動が疲れる、仕掛けやえさの交換が面倒、という理由なんですね。
要は、大変なことや嫌なことはしたくないのです。
ですから、いくらこの様にした方が良いですよと言っても、動かないのです。
釣れるわけもないですし、売れるわけもありません。
釣りならば、休みの日に、心行くまで自分のやりたいようにやれば良いでしょう。
釣れても釣れなくても、面白いものですからね(笑)
しかし、営業はそうは行きません。
限られた時間で成果を出さなければなりませんので、ゆっくり自分のやり方で行動し、売れても売れなくても良いなんてわけには行かないのです。
道楽や趣味で釣りをしている方ではなく、最も効率良く魚を獲る漁師でなくてはならないのです。
獲れた魚が数字、収入ならば、どちらの方法で頑張りますか?
釣れない釣りよりも、効率良く魚を獲る方が、ずっと良いですよね。
それが「正しい方法」「売れる方法」で活動するということです。
どちらの方法で頑張るかは、自分次第ですが、私ならば迷わず漁師さんの方法で魚を獲ります。
釣りにしても、実際に釣れている方の方法で、釣りをします。
楽しんだ上に、晩酌のつまみにしたいですからね(笑)
私は釣りの腕はまだまだプロには及びませんが、保険営業で成功するための方法ならば、お教え出来ます。
その実績もありますので、そこは自信があります。
まずは場所や仕掛け、エサを変える様に、この様なことから、すぐに出来ることから変えてしまいましょう。
遊びではなく、一生の仕事だからこそ、今変えることが大切ですよ。