月初が連休でしたので、今日から11月の活動開始と言う方も多いかと思います。
しっかり頭を切り換えて、休んだ分を回収する気持ちで頑張りましょう。
実はこの様な月初、あまり好きではありません(笑)
本題です。
今日は、飛び込みの際に、お客さんの警戒心を和らげる一言を、ご紹介いたします。
飛び込みで断りの入る一番の理由は、お客さんの警戒心が強いためです。
誰でも初対面の人間、ましてやスーツ姿の人間には警戒心を持ちます。
ですから、初回訪問で断りを受けるのは、ある程度仕方のないことです。
いかに2回目の訪問に繋げられるかが、大きなポイントになります。
さらに、2回目、3回目と訪問し、あなたを覚えていただき、警戒心を弱めて行く。
ですから、接触回数を増やすということが重要になるのです。
まずは、お客さんの警戒心を弱めることがポイントとなります。
その警戒心を弱めるのに有効な一言が、
「皆様にご案内させていただいております」
という一言です。
要は、狙い撃ちで回っていて、しつこくされるのでは?という気持ちを弱めるのです。
みんなに案内だけしている営業だと思わせるのです。
この様なお話をすると、業務的で逆効果なんじゃないの?と思われるかもしれません。
しかし、いきなり狙いを定めて来られたと思うと、お客さんは強く警戒します。
ですから、気軽に関心を持っていただけるような案内をしてから、少しずつ踏み込むのです。
いきなり狙いを絞って警戒され、門前払いで次回に繋がらにのでは意味がないですからね。
分かりやすい例ですと、
「おめでとうございます!あなたはご当選されました!今すぐこの資料をご覧ください!」
というものでは、怪しさ満点ですよね(笑)
一気に警戒心が高まります。
読むにしろ、聞くにしろ、最初から疑いを持ってしまっているのです。
ですから、
「これは皆さんにご案内させていただいているものです」
という意識付けをしておくのです。
そうすると、次回訪問した際にも、何かの案内を持って来てくれたと思い、また会っていただける可能性が高くなります。
まずは警戒心を取り除くことを意識して下さい。
ただし、ある程度距離が縮まったら、逆になります。
「このチラシですが、もしかしたら〇〇さんのお役に立つのではないかと思いまして、お持ちしました」
この様に、大勢の方に配っているのではなく、「あなた」にお持ちしましたよ、と思っていただくことが大切になります。
要は、特別扱いです。
警戒心が無くなり、距離が縮まったら、今度は「わざわざ私のために」と、思っていただきましょう。
警戒心を持たれないように種まきをして、距離を縮め、芽が出たお客さんには集中的に肥料を与えるというイメージです。