今日は、お客さんの持つ、保険屋へのマイナスイメージを逆利用したアプローチ話法を一つ、ご紹介いたします。
お客さんの持つ保険屋へのイメージは、ほとんどの方が、残念ながら良いイメージよりも、悪いイメージを持っております。
例えば、最も嫌なイメージとして、グイグイ話を進められて、しつこく売り込まれる、というものです。
実際にこの様な営業をしている保険営業は多いですから、そんなイメージを持たれても仕方ないのかも知れません。
特に一昔前の国内生保の、いわゆる保険レディーと呼ばれる方々の多くは、酷いものでしたからね・・・。
もちろん、全ての方ではありませんが、本当に多かったです。
この売り込みは、お客さんが最も警戒するものです。
話に興味はあったとしても、ちょっとでも話を聞いてしまえば、しつこく売り込まれて断れなくなるのではないか?という思いがあります。
ですから、面談まで進めないのです。
この気持ちを逆手に取って見ましょう。
売り込まれるのでは?という思いがあるのならば、最初に売り込みなどしません、ということを、お話ししてしまうのです。
例えば、
「○○さん、保険屋のイメージって、しつこく売り込まれたり、強引に売り込まれたりするというイメージではないですか?
実は私も、この仕事をする前は、そんなイメージを持っていましたし、その様な保険屋さんで、嫌な思いもしました。
ですから私は、絶対に売り込まない、日本一売り込まない保険屋を目指しております。
どうぞ○○さんのイメージと比べて見てください(笑)」
この様な話をします。
売り込みはしないと言うことを、前もって伝えることで、警戒心が和らぎます。
さらに、日本一売り込まない保険屋を目指している、自分のイメージ、他の保険屋さんと比べて見てください、なんて自信あり気に言われれば、より安心感が出るのです。
この話をした後に、
「あ!決して保険に入って下さいというお話ではありません。
○○さんの保険を一度確認し、足りない保障や多すぎる保障、今よりも良くなる部分がないかを、見て見ましょうということですから、ご安心ください。
必要ないと感じられた場合には、いつでもお断りいただいて結構ですから(笑)
この様な話をして、そのまま面談まで進める、またはアポ取りすれば良いのです。
この様なお客さんの持っている悪いイメージを逆手に取り、安心感を持っていただくことで、面談まで進めるチャンスはグッと上がります。
この壁を越えられないと、なかなかお客さんが育ちませんし、刈り取りまで進めませんから、ぜひこの話法を使って見てください。