今年は例年よりも、セミが少ないような気がします。
いつもはもっと賑やかに鳴いている気がするのですが、気のせいでしょうか?
本題です。
今日は、保険営業で成果を出すための、大切な基本について、お話しさせていただきます。
なぜその様な基本をお話しするのか。
この基本が出来ていない営業さんが、非常に多いためです。
よく「保険営業は嫌われる仕事」ということを耳にします。
また、やりたくない仕事の上位にも入っている仕事です(笑)
この様に思うのは、自分が保険営業をして、嫌な思いをしたことがある。
または、保険営業に嫌な思いをさせられたことがあるからでしょう。
保険営業が嫌がられる理由は単純です。
当たり前ですが、嫌なことをする営業が多いからです。
その嫌がることのナンバーワンが、
「必要だと思っていないものを、しつこく売り込まれる」
ということです。
誰でもそうですが、必要のないものを売り込まれても、要らないものは要らないのです。
必要だと思わないもの、関心のないものについての話など、誰も聞きたくないのです。
私の会社にもよく営業さんが来ますが、私にいくら美味しい水のサーバーの商品説明をしてくれても、要らないものは要らないのです(笑)
しかし、当然欲しいと思えば、商品の説明も聞こうかと思います。
ですから、まずは必要性や、関心を持っていただいてから、商品の説明をしなければなりません。
それを飛ばして、商品を推されても、鬱陶しいだけなんですね。
全てが売り込みに感じてしまうのです。
この基本が出来ておらず、グイグイ売り込むから、お客さんに嫌われるんですね。
お客さんを育てるどころか、もう2度は会ってくれなくなるのです。
この様なお話をすると、今さら何を当たり前のことを言っているのだろうと思う方もおられるでしょう。
しかし、自分の営業活動を振り返って見ると、まるで逆のこと、嫌がられることばかり行っている方も多いのです。
当たり前だと思って行っている活動が、当たり前のように嫌がられる活動になってしまっているのです。
その活動が当たり前だと思い、それしか活動方法を知らないのです。
ですから、成果も出ない上に、嫌われてしまうのです。
そういう営業さんが多いので、多くの方が、保険営業に良いイメージを持たないんですね。
一度お客さんの立場に立って、自分の活動がどの様に思われているのかを考えて見てください。
基本例ですが、
「この保険、いかがですか!」ではなく「この様な仕事をしておりますので、お力になれる時にはお声がけ下さい」というアプローチをしてください。
「この商品は、この様なメリットがあります」ではなく「こんな時に必要になりますよ」という話をしてください。
売り込みではなく、情報提供で、お客さんの欲しい、必要だという気持ちを育ててください。
この意識をしておくだけでも、お客さんの反応は変わって来ますよ。