売れずに悩む営業さんのロープレを見ていると、この様なアプローチをしている方が多いです。
「少しだけお話をさせていただいてもよろしいですか?」
「ちょっとだけお話を聞いていただけないでしょうか?」
最終的に、この様な締め方になっているんですね。
もしかしたら、この様なアプローチをしておりませんか?
もちろん、話の流れで、この様な話をすることもあるでしょう。
しかし、これが基本になっている場合や、いつもこの様なアプローチになっている場合は、要注意です。
営業は、お話を聞いて下さい、お話をさせて下さい、という時点で間違っているのです。
営業側がその様なお願いをするのではなく、お客さんの方から、話を聞かせて下さい、と言っていただく様にしなければなりません。
では、なぜその様に言っていただけないのか。
単純な話、興味や関心を引けていないからです。
必要性を感じていただけていないからです。
要は、お客さんを育てられていないんですね。
これらが育っていれば、お客さんの方から話を聞かせて欲しいと言っていただけます。
この様な状態を作れる活動が出来ないと、見込み客も増えません。
逆に言えば、これがしっかり出来ていれば、見込み客はちゃんと増えます。
話を聞いて下さい、させて下さいばかりで、お客さんに話を聞かせて下さいと言っていただけないのならば、要改善ですよ。
改善方法は、こちらでしっかりお教えしておりますので、あとはただ実践するだけです。
「ちょっと話を聞かせて下さい!」というお客さんを、どんどん増やしましょう。